ゾーンの区切り方

 考えていると色々思い浮かんでくるので思うがままに書きます。所詮個人の落書きなんで。タイトルは適当。
 
横に分割したゾーンで攻撃を考える。相手陣地を横に3分割する。
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ハーフウェイラインからゴールに向かって1、2、3。
ボールを前進させる。
①のブロックの外から②のバイタルに入れ、③の裏にボールを運びシュート。
 
次に縦に分割して考える。4-4ブロックに沿って縦に5分割。
 
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 左右外側から中央に向かい1、2、3。
 1のサイドのゾーンから拡げた2のトレーラーゾーンに入れそのまま抜けてシュート、もしくはぺナ角から中央3のゾーンにパス。
 
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ゾーンをどう分割するかで攻撃、守備の狙いがまた違って見えてくる。
 
 
 
 ここからは受け売り。バイタルにボールが入ると大チャンスのようでそうでない。ボールが入った時、シュートに持っていくにはCBをさらに攻略するかミドルシュート
 一方、トレーラーゾーンならそのままシュートゾーンまで持っていける。ということで現代サッカーのトレンドはいかにトレーラーゾーンを攻略してゴール前にいくか。つまり下の白い部分。
 
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 これに4-3-3システムをかぶせる。
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 このように4-3-3システムは得点をとるため効率のいい配置になっている。
 
 でここからいきなりゴトビさんのやり方。ここからは僕の考察。
トップ下1人の場合。サイドバックをWGの位置に上げてトップ下とWGをインサイドへ。これで4-3-3の形。
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 インサイドとWGのポジションチェンジ。トレーラーゾーンを拡げる。これは2014年よく見られた形。
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 ゴトビさんの時のゲンキはペナルティエリアに向かって走り込みながらのゴールがとても多い。
 それもこのラインと関係あるのかも。

 WGを張らせるのはトレーラーゾーンを拡げるため。サイド自体をこじ開けるのはあくまで選択肢の1つでしかない。
 
 ということで現監督の就任会見でのロッペン発言や沢登さんが盛んに言ってたサイドは中に絞れ発言は局面しかみてないなという事。
 
 でも実際は大榎監督は縦のゾーン、トレーラーゾーンを意識した攻撃を良くみせる。たぶんだけど意識して狙っている。意外と攻撃に関してはトレンドに沿っているのか。あくまで崩しの場面だけだけど。組み立てではそうでもない。
 
まあ、そんなん考えて見てると面白いね。
 
追記
 
もう一度見直してみました。トレーラーゾーンを意識して狙っているというのはダウトかもしれません。そういう形が見られると思い始めたのが山形戦の辺りからなのですがウタカがいるかいないかの違いのような気がします。