近づく、離れる

非常に単純で極端な例。

 守備側2人に攻撃3人
 
その1
 
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白1に赤1がプレス、白2が近づいてフォロー。
赤2が白2にプレス。
白3が3人目の動きで走り込みシュート。

その2
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白1と白2がタッチラインいっぱい離れる。
白1に赤1がマーク、白2に赤2がマーク。
真ん中に出来たスペースに白3が走り込みシュート。

その1を、距離感が近い、複数がボールに絡む、連動している、組織的と好む人はいる。

その2は、距離感が遠くパスが繋がらない、白3の個人の打開、単調な攻撃と評価されずらい。

近いだけが味方を助けるプレーではない。離れることで味方を助けることもある。
人が寄ってパスコースを作るだけでなく、離れることでスペースを作りプレーの選択肢を増やす。
その2も組織的な攻撃。

どちらかだけが良い、悪いといいたいわけではない。
両方の視点を持って試合を見た方が色々楽しめるということ。

ハリルホジッチ率いる日本代表の試合を見て、ふと思ったことでした。