バイエルン その1

いよいよバイエルンに突入。
とりあえずざくっと思ったことを書いていきます。レビューは書けないので、だらっとした雑感。何試合か見て何かつかめればいいなと思います。
 
 
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バイエルンは4-1-4-1。上の図ではブレーメンのバルクフレーデをアンカーに置いてますが、どうやらDFの中央で実際のフォーメーションは5-4-1ですね。
 
バイエルンは、チアゴが左サイド、右のラームとミュラーは中、外と頻繁に入れ替わっていてどちらが中でどちらが外かよくわからない感じです。
解説が「右のミュラーはゴール前に飛び出しますが、チアゴはほとんど飛び出しませんね。」と言っていたように、たぶんそこが狙いの1つ。
前5人の役割は、
レバンドフスキ→DFをひきつける人、点取る人
ミュラー→点取る人
ラーム→ポジショニングでDF組織を動かす人
ビダル→ポジショニングでDF組織を動かす人
アゴ→ラストパス出す人
 
こんな感じで(かな?)
 
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シャビアロンソがパスを左右に散らしてからビダルに入れることで左のサイドにスペースを作る。そのサイドのスペースはチアゴにゴールまでのお膳立てをさせるために使わせます。レバンドフスキがDFラインを動かし隙を作って、ミュラーが入り込む。
こんな感じの仕組みが形の1つみたいです。前半は結構この形で押していました。後半は少し変わってきましたが。
 
前半は70%以上支配されほとんどベタ引きだったブレーメンですが、さすがに後半は反撃の意思を見せます。前にボールを出したら奪われても前にプレスに出て行きます。
ブレーメンのカウンターは前半は1トップのウジャに入れて頑張ってちょという形だったのてすが、後半は左サイドのロレンツェをバイエルンの右SBの裏に走らせ(ロレンツェはFWの選手みたい)そこからウジャ、さらに右にももう1枚走らせて使う形を見せます。この形から数回のチャンス。
バイエルンはカウンター対策としては基本的に4枚残し。CBとシャビアロンソ、SB。もしくはSBを上げている時はチアゴかラームがブロックの外に下がっています。
後半のバイエルンは外からの崩しだけでなく中からの崩しも使い始めたよう。チアゴが中で受ける、またはブロックの外からボールを入れるプレーを見せます。
(この時、少しエスパルスの密集に似ている形が見えたのは思い込みか)
ある形で相手を叩けるときは徹底して叩く、相手が対応してきたら別の形は多種多様といったとこでしょうか。
 
この試合で一番感じたのが、ポジションの考え方。ポジションの役目というのは(サイドなら突破したりクロスをあげたり、ボランチは攻撃の芽を摘みつつ攻撃の起点になったり、トップ下はためを作りラストパスを出したりゴールを狙ったり)決まってなくて、チームの狙いとしてそこのエリアでその選手がどんなプレーをするかを考えてプレーしているのかなと思ったりしました。よくわからん表現ですが、もう少し見てみたいと思います。
(ゴトビさんが監督の時、竹内をワイドに置いた試合が確かあったなと思いだしました。あの時は「竹内はワイドの選手じゃない。」とサポから結構非難されていましたが。)
 
後、ラームが何をしてるかと守備のやり方も次から見ていきたいと思います。わかるまで見ていると時間がかかりすぎるので今回は軽めにこんなとこで。
 
 
ブンデス11節 バイエルンvsフランクフルト
 
バイエルン0-0フランクフルト
 
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配置図は適当にネットのレビューから拾って書きましたが、実際はフランクフルトは4-3-3というより4-5-1です。まあどの状態の配置を表記するかにもよりますが。
バイエルンに対しては多くのチームがどう強力な攻撃を防ぐかに苦心しているようです。
ブレーメンはサイドをある程度空けて中央とゴール前を固める守備をしていました。フランクフルトも中央を固めますが、後ろは4バック、空いたサイドは前のサイドの選手が守る形。特に左サイドはSBのオツィプカが内に絞り、ビダルやロッペンがトレーラー突撃してくるのを防ぎ、空いたサイドを左前のセフェロビッチがDFラインまで下がって守備をしていました。
右は普通にドウグラスコスタ、コマンのサイドアタックを長谷部とアイグナーが見る形。フランクフルトはやや左右非対称な守備です。
 
バイエルンはよりシステム図ってなに?状態。2列目が頻繁にポジションを入れ替えます。中をはっきり固めているのでパスを動かして守備をずらすより、中にアタッカーを配置してドリブルで相手を動かしてスペースを作り出そうという狙いでしょうか。
フランクフルトは2列目の前でボールを動かす選手に対し前に出て潰しにくるので、バイエルンはそこから剥がして中のロッペン、コスタ、コマンに崩させてビダルレバンドフスキでフィニッシュという形を見せますが、中を崩す選手に対して人がはっきり当てられているので完全には崩しきれません。
 バイエルンは守備も配置が入れ替わっているようで、ハビマルティネスが右SB、アロンソがCB、ラームがボランチの形を見せます。これはたぶんセフェロビッチが左サイドで起点になるので左の強度を高めたのではないかと。
後半早々にラフィーニャに代えミュラー。後ろの右からビダル、ハビマル、ボアテング、ラームの4バック。次にコマンに代えてチアゴロッベンミュラー、チアゴ、コスタの2列目。
前半はSBがあまり外に張っていませんでしたが、後半はワイドでアイクナー、セフェロビッチのSHを押し下げてそこをSBに使わせます。SBは割りとフリーでボールを持て何度かのチャンス。
ですが、中盤がビダルからチアゴになったせいか(ここはわからん)攻め返される場面も出てきました。特にSBがラームになった左サイド。アイグナーとラームが1対1になり突破され危ない場面出てきます。そこでラームに代えてアラバ投入。(ラームやや切れ気味w)結局そのまま引き分けで終了です。
バイエルンの攻撃はボールを動かしながら相手の守備を揺さぶりながら攻撃の方向性を決める(1列目の守備をはがす)→主にCB、アロンソ。2列目の守備をはがす→ロッベンビダル、前半はSB、後半はチアゴ。ブロックを崩す→ドウグラスコスタ、ロッベン、コマン。フィニッシュ→レバンドフスキ、前半はビダル、後半はミュラー
これはざっくりな役割ですが、どの選手も自分の特徴を出してどこのエリアでもどの仕事もできるようになっているという感じ。それが試合中にいろんな形を見せる軟体動物みたないチームという感想です。

とにかく個々の選手の能力がすごい。特にドウグラスコスタはあまり知らなかったけど凄い。長谷部もよく抑えましたね。さすがに抜かれることは何度かあったけど、コスタが使いたかったスペースとは違うほうに追いやるような守備はさすが監督に信頼されてるだけのことはあるなと思いました。やっぱり整ってる。

正直全くわかりません。ちょっと今回のは自分でもまとまってなくて意味不明です。読んでくれた方、ごめんなさい。今回のは無視してください。