明治安田生命J2リーグ第19節 清水エスパルスvsジェフユナイテッド千葉 メモ

試合を見て勝った、負けたで楽しみ、見直してここはあーだろうか、こっちはこーではなかろうかと適当な想像をしてもう一回楽しむ。僕のサッカー観戦これで1サイクル。ということで今回も適当な想像をメモ。脈絡も無く適当に。

エスパルスは今回も前節と同じような仕組み。

イメージ 9

相手の2トップの守備に対して六平が2トップ脇、河井が2トップ裏。

イメージ 8

シラがCH-SH間の前まで降りる。ジェフはCHが前に出てプレス。相手の動きも前節横浜FC戦に似ている。

イメージ 15

ジェフは逆のSHはあまりしぼらない。SHの横圧縮があまりなくSH-CHの間が開く場面が多い。前節同様そこにエダ、白崎が降りて受ける。

イメージ 11

また、弦太からのフィードの場面。

イメージ 12

テセがCHの横で受ける。テセが2列目の間で受ける場面も目立った。

イメージ 10

そこからサイドの枝にはたいて、2列目と最終ラインの間に入って来た白崎へ。ここはカットされるが、間に入った選手にボールを入れてさらに間に入る選手へ。2列目を剥がすところまでは出来ている。

ジェフのゴール前の守備。
 
イメージ 26

横浜FC戦はCHが左右上下と2列目のスペースを埋めていたが、ジェフは画像のように1枚はバイタルから動かさない。ここでは真希がバイタル、アランダがインナーラップしてきた川口を阿部と挟みに向かう。(SH-CH間はダダ開きだけど)
 
イメージ 25
 
アランダが川口を止める。中央を1枚は蓋をして固めたこと、横浜FCよりプレスバックの動きがあること、選手の個の能力の差が横浜FC戦に比べて攻め切れなかった原因かと。
 
イメージ 22
 
村田のサイドアタック。横浜FC戦で切り取ったのとほぼ同じ場面。横浜FCと違い、SH井出が戻ってきている。わかりづらいが阿部は中と村田のサイド両方を見ている。
 
イメージ 23
 
村田に出るが縦に行けず。阿部と井出が寄せる。2人こられると厳しい。
 
イメージ 24
 
 そのままの位置からクロス。北川を狙ったけど、富澤を前に引っ張ってアランダを河井が引き付けてたので、後ろから入ってきた白崎の方がフリーだったかも。
 
イメージ 21
 
 もう1個。六平からのカウンター。六平はボランチ、SHを引き付け村田にパス。
 
イメージ 27
 
ここは阿部前髪少平翔平がパスカット。サイドはかなり阿部に上手く抑えられていた。阿部の守備力、2列目の後ろへの意識。
 
イメージ 13

ではエスパルスは攻め手が無かったのか。上で使った場面。ここまで2列目崩せば最終ラインにひずみがくるはず。例えばSBの阿部はボールホルダーのテセをマークしているので川口がその裏を狙うとか、または金子が左CBを前に引っ張ってそこに枝村が入っていくとか。最終ラインが動かざるを得ない状況を作って出来たスペースを使う動き。

イメージ 16
 
実際はCHの前で枝村。

イメージ 14
 
そこから白崎。ここからのFKで先制だったので結果的には良かったが。

横浜FC戦の後はゴールから逆算した相手を動かしていく攻撃出来るんだと驚いたけどちょっとそうはなってないみたい。この試合見る限りでは基本的には空いているスペースに入りパスを出し、そこからまたスペースを見つけていくという後ろから積み上げていくやり方。SHが降りる動きも後ろにスペース作るためというより、後方からのビルドアップのパスコースを作るための意味合いが大きいのではないか。まあそれでもビルドアップは確実に良くなっているからいいけど。
 
たぶん後ろからボールを動かしながら空いてるスペース見つけて運んでいく、最後はコンビネーションと個の力でというのが今のエスパルスの攻撃の形かなと。
 
そのコンビネーションの1つで今まで見られなかった形。

イメージ 6
 
エダが金子にサイドからパス。相手のDFは金子の意識が。
 
イメージ 1
 
 ここでスルー。スルーすることで横の2択を。

イメージ 28

ここも白崎がスルー。

イメージ 29

奥にオーバーラップしてきた松原がフリーで受ける。

このスルーは何度か見られた。おそらく練習で最後を崩すコンビネーションとしてやっている形なんでしょう。

ビルドアップは良くなっているし、最後の崩しも工夫しているということでチームの攻撃は前進しているのではないかと思う。

ジェフの形も見ていく。

イメージ 7
 
ジェフもCHが下がり、SHが中に入ってくる形を見せる。真希がDFに降りて長澤がCHの位置に。

イメージ 31

ジェフは右サイドを真希(CH)-多々良(SB)-長澤(SH)のトライアングルで攻める形。真希はサイドに出たりバイタル付近の高い位置まで攻撃に絡んでいた。真希は途中で富沢と交代。守備で中を割られる場面を危惧しての交代だと思うが攻撃でこれだけ前後左右に絡ませていたので守備が追いつかないのは仕方ないような。仕組みの問題のような気もするが。まあ他チームのことは人ごとだからいいけど。

イメージ 30

ちなみに左サイドは。安部があまり上がらず後方から球出し。町田が低い位置まで降りる場面も。

イメージ 3

それに対するエスパルスの守備。船山が降りる。

イメージ 2
 
ジェフはここにCHがついていくがここではSHの枝村。もしくはFWがプレスバックする。中央をまず固める形を徹底。結果は1-1の同点なので絶対どちらが良かったとは言わないがエスパルスの方が動きの効率はいい。ジェフは運動量でカバーしなければいけない場面が多い。小林監督のチームが夏場に強いのはこの効率のよさが大きいのだろう。

失点場面。

イメージ 17

オナイウが持ってCB間へ。

イメージ 18

犬飼が付く。

イメージ 19

スカパーで見ていたが画面が切り替わると弦太に受け渡していた。

イメージ 20

で打たれて失点。

これ何度か見た覚えが。ゴール前で受け渡した時、相手と距離が出来てシュートを打たれる。犬飼はここも付いていった方がよかったんじゃないか。正解はわからんけど。何度目だ、これ。

終わり。...の前にまたおまけ。印象に残ったとこ切り取り。

イメージ 4
 
長澤が持って入ってきた時。あっ、ヤバ船山浮いてる。と思ったら。

イメージ 5
 
枝村がすかさずダッシュで必死のアタック。ここファールになってしまったけどエダ、ナイスプレー。ブロックのゆるくなっているところを敏感に察して即座につぶしに行ったプレー。枝村の守備のセンスとチームとしてのブロックを作る動きの徹底に天晴れ。

もうひとつ。

イメージ 32

河井が持って白崎が前の間で要求。

イメージ 33

河井は横の松原へ。えっ、前出せよ、攻撃遅くなるじゃんと思ったけど

イメージ 34

前出してもこうプレスかけられるから結局松原に出すしかなくシラに出した方が攻撃遅くなってた、たぶん。なら一発でサイドのオープンなスペースに出した河井の選択の方がベター。

僕なんてテレビで見直してこんなもんなのに、選手はこういうのピッチ上で2手、3手先を瞬時に判断してるのね。やっぱプロの選手はすごいわ。

終わり。