明治安田生命J1リーグ第5節ジュビロ磐田vs清水エスパルス コーナーキックレビュー

この試合のコーナーキックについて見ていきます。まだどう書いていいかまとまってませんが、観察したことと感想を書いていきます。

コーナーキックを獲得した数は清水12本に対して磐田2本。コーナーキックからの得点は両チームとも0でした。

まず両チームのコーナーキック時のフォーメーションです。

磐田のコーナーキック守備。
磐田の守備は川又(184)がニアゾーン、中村(178)がニアポスト周辺。2枚のゾーン。後はマンマーク。ゴール前に宮崎(170)と枝村(176)、他は以下の通りのマッチアップになります。テセ(181)-大井(181)、犬飼(182)-ムサエフ(183)、白崎(181)-川辺(178)、二見(179)-桜内(176)、松原(182)-森下(178)。カッコ内は身長です。

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(松浦と太田の位置は逆でした)

清水のコーナーキック守備。
清水の守備はテセ(181)がニアゾーン、白崎(181)がゴール前中央付近。2枚のゾーン。後はマンマーク。ゴール前に枝村(176)と松浦(167)、他は以下の通りのマッチアップになります。ムサエフ(183)-松原(182)、大井(181)-犬飼(182)、桜内(176)-鎌田(176)、川又(184)-二見(179)、森下(178)-六平(176)。

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コーナーキックの概要。

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清水は12回コーナーキックを獲得していますが味方に届いたのは4回でした。狙う場所としてはニアが1番多く7回、ファーが3回、中央付近が2回となっています。

清水はニアで高さのある選手に競わせるパターンが多かったようです。

清水がニア狙いだったのはカミンスキーの守備範囲を外したかったからではないかなと思います。

実際、ストーンを越えたボールは5回中3回カミンスキーが直接処理しています。

ただニアに入れてもストーンの川又に跳ね返されることが多く、これが淡白なコーナーキック攻撃に見えた原因になっていたと思われます。

マークの組み合わせでは清水が高さで勝っている場所が多かったので理屈的には高いボールをニアというのは理解できます。しかし、結果論になりますが、チャンスに結びついたのは低い折り返しで中に入った時(33分、88分)だったので、そういうボールをもっと使った方が良かったかもしれません。

磐田の方は回数自体が少なかったのでなんとも言えません。

ということでこの試合のコーナーキックのポイントはカミンスキーと川又をいかに外すかだったようです。

川又、何気に競り合い強いんですね。さすが

川又#chinkodekasou!!イエッス!

最後のが言いたかっただけ。ごめんなさい( ̄▽ ̄;)