FC東京戦後のイライラした気持ちの発散とカウンター対応について

つい前日まで「ポジティブ~」なんて言ってたくせに、負けたら人一倍ぐだぐだ言ってるどうしようもない自分。
こんな時に、ここのブログは丁度いい。ぶちまけてしばらく大人しくしよう。
そもそも今回のイライラの発端は個人的な事情なのだ。それなのにチームに対してイライラしたのはちょっといただけなかった。反省の意味も込めて、まずそこから話そう。

実はこの試合に参戦したのは自主的ではない(静岡市に住んでるエスパサポとして、それもどうかと思うけど)。職場の同僚というか友人がチケットを入手し他2名の同僚と共に誘われたというのが理由だ。彼らはサッカーは好きだがエスパルスにはさほど興味ない。目的は元日本代表が揃うFC東京の方だ。

日本平に向かう道中で「さすがに今日はエスパルスヤバイしょ。大久保だよ。前田、高萩、森重もいるじゃん」的なことを振る同僚ども。
「いや、チーム力には大差ないよ」と答える僕。
「もうhiroさんはエスパルス好きだから、目が霞んでるんだよ。どう見ても弱いじゃん。あっ目が霞むのは年のせいか。ヒヒヒ。」
けっ、にわかが。サッカーは個の力の足し算ではないし、目の霞みは元々乱視だからだ。まあいい、試合終了後にサッカーってもんを理解するがいいさ。その時はこっちこそヒヒヒ、だ。あまりマニア度満載な解説しても引かれるだろうと詳細な反撃は心の中に止めておく。
そんなこんなでスタジアムに到着。スタグルとビールを買い込み試合が開始したのである。この時は全てが希望に溢れていたなあ(遠い目...)。

それがあの結果。しかも彼ら注目の大久保に2発も食らって。おい、エスパルスの皆さんよ。あんたら何してくれてるの!

となったわけである。はっきり言って第一のイライラは友人に知ったか返しできなかったという僕の見栄が原因だ。大人な僕は心の中ではわかっている。
落ち着いて考えればエスパルスが勝てないのは珍しいことではないしね(こらっ)。
単細胞な僕はたいがい一晩寝ればだいぶ落ち着く。そうしてある程度は落ち着いていたというのが翌日までの流れだ。これで終わりにすれば良かったんだけど。

しかし落ち着いていた僕の中に2度目のイラッが発生する。それは翌々日の火曜日だ。この際だから、それについても発散してしまおう。
僕は勝った試合より負けた試合を見直すことが多い。見直すと意外とそれほど内容が悪くなかったり、駄目でも理由がわかり納得できることがよくある。
火曜日、ちょっと暇な時間があったので例のごとく試合を見直すことにした。まず気になる失点シーンからと後半の65分辺りから見てみる。

アゴのFK。(あっ、ここからだ。)

跳ね返され、中島にボールが。(カウンターくるぞ。でも竹内ついてるし。)

(あれ、あれれ。おい、おい。何して...)

こらー。一体、何してんのあんた達。駄目でしょ、これ。

僕がこのチームを高く評価しているのは、全ての場面に対してチームとして策がしっかり練られているところ。そして選手もサボらずそれ堅実に実行するところだ。
カウンターへの対応だってそうだ。昨年はこんな間抜けな失点はほとんどない。やれることが出来ていないのが一番がっかりだ。
ファーストディフェンダーが中央ルートを切ってサイド押し出すようにプレス。奪えなければ出来るだけ粘って遅らせる。ファーストディフェンダーが遅らせている間に前に出てくる相手を捕まえてマーク。その他の選手はゴール前とバイタル埋めるため最短距離を全力で戻る。これが基本。
ファーストディフェンダーの竹内は中への選択肢消してサイドに流れさせないと。何よりプレスが緩すぎる。鎌田は中島と大久保を見れるポジションを取るべきだったし、エダか六平はゴール前に走るべきだった。
ずっとやれてたじゃないの。僕、バイタルとゴール前のスペース消す意識がない守備って大嫌いなんだよね。これ言っちゃいけないかも知れないけど、たぶん2年前のチームからくるトラウマだと思う。それも絡んでイラッとしたんだろう。
個人の能力ではFC東京が明らかに上。じゃあ、どこで勝負すんのよ。相手の組織力の緩さにつけこむしかないのに、こっちの緩さにつけこまれちゃ勝ち目はあるはずがない。
幸いなことに今の監督は優秀だ。何が問題でどう解決するかは頭の中にあるだろう。選手もホームで勝ちたいという気持ちが裏目に出たんだろう。そこは理解できるし、同じ気持ちでもある。そもそも僕の見方が間違ってるかもしれないしね。

スッキリした。これで文句は終わりにしよう。別に必要以上に心配してるわけじゃないしね。
画面で見るよりスタジアムで見ると感情移入しちゃうのは否めない。なんだかんだ言い訳してるけど、結局はただそういうことなんだろうな。つまり八つ当たり。
でも、まあ好きだからね。しょうがないね。そうエスパルスさん、こんなに惚れさせたアンタが悪いのよ。違うかっ(ものいい、ちゃうで←某フォロワーさんのパクり)。

終わり。