vs ギラヴァンツ北九州 「今節のコレいいね!」

(なんか某地方局番組名のパクリみたいですが...。)
 
出ました。まさにJ2最強のアベック砲。またもや元紀とテセのゴールで2-0の勝利です。
 
欲を言えばチャンスは多々あったのでもう少し早く追加点決めてよと言ったところですが。無失点での勝利は上出来でしょう。
 
内容的にも中央、外、裏のバランスよい攻め、守備での安定感もありました。直近試合の反省をしっかり生かしているなと感じました。気をつけてるな、修正してるなというのがわかりやすいこのチーム。本当に真面目で可愛くて好きですね。

いつもはここからグダグダ長い説明に入るこのブログ。今回は、この試合一番印象に残った場面だけを。

それが「今節のコレいいね!」。(何となくの思い付きです、ネーミングはパクりではありません)

今節のコレいいね!は

イメージ 2
コレ。

弦太何かアピールしてますが、どこのシーンでしょう。わかったあなたは抜群の記憶力の持ち主、もしくは僕と同じ感性(絶対イヤですね、すんません)。これだけじゃ、さすがに何のこっちゃか。
では、この少し前の場面。

イメージ 1

これでわかりました?弦太はフリーでしたが上げたクロスが相手に当たってコーナーになった場面。この後、スカパーでは映っていませんでしたが、NHK静岡ではテセが大きなアクションと厳しい表情で弦太に注文を出しているのが映っていました。その後に映った弦太です。
松原、石毛同様、テセ兄さんの厳しくも愛のあるアドバイスが弦太にもと思ったら、ちゃんと弦太もテセ兄に対して主張してますね。

頼りがいのあるベテラン選手と先輩から強い口調で注意されても、しっかり自分のプレー意図は伝える若手。若手もちゃんと成長しています。こうしてチーム全体も成長していくんですね。めでたし、めでたし。  おしまい。


...と、これで終わったらこのブログらしくないですよね。はい、それだけじゃないんです。ここでは弦太のプレー選択に至った理由を見てみましょう。
イメージ 5
クロスを上げる直前。
ゴール前奥にテセ、ニアに石毛、そしてバイタルにフリーの元紀。クロスの選択肢は縦にバイタルとゴール前の2択、奥行にファーとニアの2択。縦軸、横軸とも2つの選択肢。しかもバイタルエリアのフリーは石毛が内側からハーフスペースに入っていくことで(水色の線)相手の左ボランチを引き付け作ったもの。
 
テセは黄色のコースを要求。たぶんDFとキーパーの間に上げてくれれば相手DFの前に入って合わせる事が出来ると自信があったのでしょうね。

ただ弦太はちゃんと複数の選択肢を認識していました。左腕で中を示して「中で元紀くんがフリーでした」、右をクイッと動かして「かなり曲げないとテセさんのコースまで届きません」みたいな感じじゃないですかねえ。その上でフリーの元紀、赤色のコースを選択したと。どちらがいいか。それはピッチの中でしかわかりません。だからお互いの意見をすり合わせて次のプレーに生かして欲しいです。
 
イメージ 4

チームで作ったクロスに対する形。まずその形が僕のお気に入り。そしてクロッサーの弦太も複数の選択肢が見えていてその選択に自信があったからテセにもしっかり主張したんでしょう。

いいじゃん、凄くいいよ、弦太。
 
クロスは失敗だったけど(^_^;)

これが「今節の kore いいね!」(だからパクってないっすよ)の理由です。


兎にも角にも、これで4連勝。上位陣の足踏みもあり自動昇格の背中もバッチリ見えてきました。次節以降も勝ち続けられるよう全力応援で行きましょう。それでは。

おまけ。その後のコーナーからの超絶決定機を見事に外した時の松原。

イメージ 3

この顔。テヘッみたいな。
 
大物かっ!