大雑把にというか単純に考えます。

CBがボールを持った時、相手がプレスに来ます。さあ、どうしよう。
~考え方。その1。~

ボールを持っているCBに、味方が近づいてパスコースを作ってあげる。近くの味方にパスが出たら、そこに合わせてまた動いてパスコースを作ってあげる。そのように次々と動いてパスコースを作りながらゴールに近づいていく。
キーワードとして挙げられるのは、
・近い距離感
・数的優位
・ショートパス
・流動的な動き
日本のスタイルはこちらに近いですね。ボールに直接多くの人数が絡むので、このスタイルを「組織的」といって好む人も多いような。
~考え方。その2。~

相手がいないスペースにボールを出してしまう。
そしてそのスペースを起点にして攻撃を組み立てていく考え方です。
そのため必要なことは、

・あらかじめフリーになりやすいスペースに人を配置しておく。
・前方のスペースに一発でボールを通せるCB。
・前線の選手を引かせずに前目にポジションさせておく。
離れた場所に人を配置しておくこと、長いボールを使うこと、ボールホルダに人を寄せないこと。これは組織的でないと嫌われることも多いですね。ハリルホジッチのサッカーを好まない人が多かったのもわかるような気がします。
日本人選手の特徴としては、ボール扱いが上手い、アジリティが高い、フィジカルが弱い、というのが挙げられます。世界のチームと戦うには、これらを考慮してチームを作ることが必要というのには異論がありません。
そしてそのアプローチは様々な方法が考えられると思います。
・低い位置から繋いでいくということは、自陣寄りで相手のデュエルを受けては交わすを何度も繰り返すということ。
・直接高い位置のフリースペースにボールを付ければフィジカル勝負を避けることが出来る。
・相手のゴールに近い位置で、高い技術や瞬間的なスピードなど優位性を発揮する。
ハリルホジッチの考えていたサッカーは日本人の特徴を生かすために理にかなったやり方だと思ってたのですけどね。ワールドカップで見たかったけど、残念でした。それは仕方ないとして「あのサッカーは日本には合わない」と考え方丸ごと否定されるのは今後を考えると勿体ないですよね。
今はどういうのが良いのか、よくわからんので、また色んなサッカーの試合を見て考えていけたらと思います。
何かイマイチぼんやりしたオチですみません😢⤵⤵