マンツーマンにすることでナポリの間で受けるスペースを消滅させる。ナポリのSBへはWBが対応。ただここは距離があるため唯一浮きができる可能性のある場所。両者にとってここをどう利用するかがポイントになってくる(以上、解説の戸田さんの受け売り)。
後半のナポリの攻撃。やっぱりポイントはサイド。インシーニエがサイド引き気味の位置にポジション。これでアタランタのWBをピン止め。浮いたSBのマリオルイとIHのジエリンスキでアタランタのCHに対して2択を迫る。トップのメルテンスが引いて出来たギャップにジエリンスキ飛び出す。のような形。サイド、上下のポジション移動でマークを動かす。
試合は1-0でナポリの勝利。戸田さんの解説だと観るのがとても楽です。
1トップ脇は2列目から1枚出してプレス。残り4枚は中央を締める。守備のゾーンは低めだがコンパクトな451ブロック。
または、サイドも絞ってきたらSBを上げてサイドとか。
ナポリのサイドはこんな攻撃も。
サイドは割と人に付いてきていたのでWGとSBで引き付けてIHをフリーにしたり。
ナポリの守備。433で相手の保持に対して前から早めの制限をかけていく。
ファーストディフェンスは3枚を嚙み合わせるというより、ボールの位置、味方の位置を見ながら各列のスペースを埋めていく感じ。
相手がサイドでボールを持ってる時は逆サイドのワイドは2列目に下がることが多い。見た目には442ゾーン。ここから前に運ばれていったらスライドとカバーは442ゾーンディフェンスのセオリー通り。