ここ最近は試合で見えたことをどう文章にまとめたらいいかが浮かばず更新が途切れがちな当ブログです。
なるべくピッチで起きたことを淡々と書く記録に近いスタイルを維持したいのですがそれもできず。そこで気分転換に今回の記事はだらだらっと雑感を並べたいと思います。文章もめっちゃまとめないです。
それでも書かないよりましかなと頑張ってみます。個人ブログだから勝手にやれよって話ですが。
とりあえずいきますね。
皆さんの意見を見渡すとかなり悲観的な評価が多いのですが、私はエスパルスのサッカーらしさは変わらず見えていたと思っています。
まず配置を見ます。保持した時はシャドーがアンカーの高さまで降りて前線は1トップ2シャドー、両ワイドに1枚ずつみたいな並び。これが誰かがポジションを移動しても同じようなバランスが常に維持されています。例えばを図にすると
こんな感じ。
つまり配置はしっかり取りなさい、でも前のスペース空いたら迷わず入っていきなさい、その時周りは動いたスペースを埋めて全体のバランスは維持しなさい。しかも狙いはSBを引き付けてCBとSBの間からラインの裏。これってルヴァン川崎戦とか開幕戦で見たサッカーと同じですよねと思ったわけです。
これに対してFC東京は清水の保持にはっきりと最前線から人を当ててプレスをかけていました。
守備の並びはたぶん442だと思うのですが、あまりセットして構えることなくマンツー気味に付いていき、そしてプレスをかわされたら攻撃を遅らせながらゴール前を固めます。
最近の対戦ではどのチームにも同じようなやり方をされているのですが、それをより強度を上げてやられていた印象です。
マンツー気味に当てられてしまうと清水の取りたい優位性が消えてしまうのが問題で、人にぴったり当てられると中間ポジションはなくなるし、人が動いてもフリーができません。
これがやりたいことはシーズン序盤と同じでも最近の試合では上手くいかない原因だと思っています。
それでも始めのプレスをかわした時は何度からしさは見せていて、シャドーとアンカーで間を動かしてサイドのオープンスペース→裏狙いみたいな明確なパターンも見られます。例えば42分の一連の攻撃はとても良い攻撃でしたね(左の裏抜けからドゥトラのクロス、流れたボールを西村拾ってサイドを上がり金子がハーフスペースの裏を狙ったプレー)。
なので局面をはがす何かがあればまた変わってくるような気がします。それが個の力なのか、より動いてカオス度を上げるのか、局面で相手をずらすような個人戦術やユニットの仕組みをつくるのか。
ここを越えられればゴール前も小さなスペースを攻略するという意味で同様なので攻撃に関しては大きく変わってくるような気がします。現状はその細かい局面は個人の打開に頼っているようなので(だからドゥトラが抜擢されてると思ってるんですけど)、プレスがアバウトなチームには良い攻撃を見せるし、タイトにこられるとどん詰まる状態が続くのかなと見ています。
まあそれでも何度も形を見せている保持局面に関してはまあこんな感じかなという印象です。
次は守備の話。FC東京ボールを持ったが時はサイドに長いボールを入れて一度押し込んでから後ろで動かし前進を図ってきます。
エスパルスはシャドーがスライドしながら高い位置でプレスにいきたそうでしたが、一度サイドに寄せられいるので逆サイドが空いてしまうことが多く結局5-3-2で撤退みたいな流れが多くなっていました。後ろに押し込まれてしまうので奪っても相手ゴールまでが遠くプレスをかけられてまた守備の局面の悪循環。おせじにも守備局面は上手くいっていないなという感想です。
志向としてやりたいことはなんとなくわかるんです。サイドのちょっと高い位置に引き込んでそこにきたら前からスペースを埋めていって奪いたい。でもその前から埋めるところがずれてしまう、そんな感じだと思います。それはわかるのですがシャドーのスライドがずれたところをスコーンと後ろを取られて真ん中フリーが毎回同じなのはなんとかならんのかと思ってしまいます。
しかもプレスを外されたら少し下がってブロック守備になるのですがこれも整備されていないので前2枚残して8枚の人海守備になってしまいます。そこから引いて受けようとするFWにCBが1枚ついていってそのスペースに流れ込まれて失点も多いパターンです。
ピーター監督が守備を全く考えていないとは思いません。怪我人等、戦力が不足しているのも事実です。彼の理想はわかるのですがそれができない時にどう折り合いをつけるのかがプロの監督だと私は思います。
修正を見せたけど個の力で打開されて失点したのなら受け入れられます。でも同じ穴を空けっぱなしは許容しづらい。攻撃と違いこちらはどう上積みされているかが見えづらいので、次戦以降せめてなんらかの変化を見せてくれるよう期待しています。
レビューでもたいした感想でもないわけわからない内容ですがこれで終わりです。
私のレビューもまた軌道修正できるように頑張ります。