ハテナなコメント

S極での契約更新を行った選手へのインタビューを読んでいます。
気になったのが、クラブへの要望として来季はエスパルスのスタイルというものを作っていって欲しいというコメント。
いったいどういうことなんでしょうね。スタイルを作ろうというのは1年前から言ってませんでしたか?
昨年、大榎さんが監督に就任してから退任するまで約1年。僕の大榎監督への評価は非常に低いです。でも唯一評価していることがあって、それは彼がエスパルスがどういうサッカーをしていくのかを作ろうとしていたことです。そのスタイルが良いのかどうかは別にして、クラブのスタイルがあるということは大切なことだと僕はそこには共感していました。彼のことを評価している人達も当然そういう所を評価しているのだろうと思っていました。
でも今この時期にクラブへの要望として「これまではエスパルスのスタイルというものがはっきりしなかった。来季はスタイルを作って欲しい」と選手から声が出るとは。それも大榎チルドレンと言っていいような選手がです。そういうことを言う選手は大榎さんの何を信じてついて行っていたのだろうと不思議に思います。
クラブは1年前からクラブのスタイルを作るのが大事だと大榎さんを監督に据えて、監督はそれに取り組み、選手はそれを喜んで受け入れていました。それを考えるとスタイルが出来ていないのは君達にも責任があるんじゃないのと聞きたくなります。何を今更人事のように言っているのでしょう。
コメントの内容自体はおかしいとまでは言いません。それぞれ好みのサッカーがあるのも当然です。だったら素直に最後3試合のようなサッカーが僕は好きですとだけ言えばいいんです。自分達が勝てなかったのはクラブが場を作ってくれなかったんだと取れる発言はしないで欲しいです。期待しているからこそがっかりしてしまうんです。
監督のチーム作りにも問題はありました。勝てなかったのはそれが1番の要因でしょう。でもそれを選手達は手放しで歓迎していましたよね。だったらコメントで言うべきはクラブは繋ぐサッカーを目指して欲しいじゃないでしょ。繋げなかったのは君達で、そういうサッカーを作ろうとしていた監督を退任に追い込んだのは自分達の実力の無さと自覚するのが責任というものだと思いますけど。そのコメントでは自分が信頼していた恩師を勝ち点も稼げない上にスタイルも確立できない監督とバカにしているのと同じですよ。
まあ、選手には選手にしかわからない何かがあるのだとは思いますけど。
そんな中でも、テセ、元紀、河井のようなコメントを残してくれる選手もいるので、ホッとはしてます。面白いもので現状を把握して自分の考えた言葉でコメントできる選手は試合でも周りが見えてるプレーが出来るんだなと感じてます。
 
今回はただの愚痴です。次回からはしばらくまじめに試合を見ていきます。