UEL GS1節 ドルトムント × クラスノダールのワンシーンより

 エスパルスのごちゃごちゃもお腹いっぱいなので少し離れて。ELでのドルトムントの試合より。相変わらずたいした話ではない。

29:50から

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 クラスノダールはアンカーに3番ストランドバーグを置いた4141の守備。
ドルトムントはCBの間に降りたギュンドアンがボールを受け

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クラスノダールのIHカボレとSHママエフの間にポジショニングするカストロにパス。

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カストロはターンで前を向く。

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 カストロから左SBペトロフとCBグランクビストの間を抜けるヤヌザイにスルーパス

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 ヤヌザイラインを抜け出すが

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 DFに回り込まれたので、フォローの右SBギンターへ。

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 ギンターのクロス。
 
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 DFラインの前のスペースへ入ってきたカストロ

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 カストロのシュート(外れたけど)。

開いているスペースに人が入って行き、パスが渡りシュートまで繋げている。
...というのでは不十分な説明。
 なぜそこのスペースが開き、使うことができているのかを見る。

同じ画像で。
29:50から

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 CBの間に降りた8番ギュンドアンがボールを受ける。インサイドハーフカボレはコースを切るかチェックに行くか中途半端なポジション。

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 ギンダーがサイドを上がりクラスノダールのSHママエフが付こうとする。カボレとママエフの間が開き、そこに上がったカストロにパス。

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カストロから左SBとCBの間を抜けるヤヌザイにスルーパス

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左CBグランクビストが追いつき回りこみ、左SBペトロフがカバーのため内側へ向かう。

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 左のSBとCBがヤヌザイをケア。右SBギンターのマークがいなくなり、そのスペースでフリー。奥ではオーバメヤンにCBシグルズソンムヒタリアンに右SBイェンジェイチクが対応。ゴール前のスペースが空いているのでアンカーのストランドバーグがカバーに向かう。ヤヌザイからフリーのギンターへパス。

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 ムヒタリアンが外からゴールに向かって入ってきたのでCB、SBはゴール前に引っ張られる。バイタルが開く。ギンターはゴール前に向かうムヒタリアン、バイタル、2つのパスコースを得る。なぜならバイタルへは

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 カストロが走りこんでるから。ヤヌザイカストロが走りこむバイタルを選択。

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 カストロのシュート(外れましたが)。

 
 出し手、受けて+相手の守備を動かす選手。スペースで受けるためには、スペースで受けさせる仕組み。
 
(楽しい攻撃パスサッカー好きの人達って繋げ、繋げって言うけど出し手と受け手の関係でしか見てない人が多い。だから単純にパスの技術とトラップの技術が高ければパスサッカーができると思ってる。技術があっても繋げないと、勇気!思い切り!と後は気持ちで解決しようとする。技術はあってもスペースがなけりゃつなげないからね。ちょっと前にどっかでそんなサッカーしてるの見たことあるけど。)
 
 なんか心の声が聞こえてきてやばいのでこれで終わり。今回は同じ画像を2回ずつ使って無駄に長引かせてやったぜい。ワイルドだろ?

...では、また。じゃあね。