明治安田生命J1リーグ第7節 ジュビロ磐田vs清水エスパルス ~ 静岡ダービー

1.スターティングメンバーと配置 清水エスパルスのシステムは4-4-2。右のSHに中村が復帰。前節好プレーを見せたヘナトが引き続きのスタメン起用となっています。 ジュビロ磐田のシステムは3-4-2-1。保持した時はポジションの入れ換えが起こりますが、基準と…

明治安田生命第6節 FC東京vs清水エスパルス

1.スターティングメンバーとシステム 清水のシステムは保持時、非保持時ともに1-4-4-2。開幕から連続してスタメン出場してきたCH河井に代えてフィジカルを生かした奪取力が特徴のヘナトアウグストを起用。その他のメンバーは前節と同じ。 FC東京のシステムも…

明治安田生命J1リーグ第4節 ヴィッセル神戸vs清水エスパルス

1. スターティングメンバーと配置 清水エスパルスは保持時、非保持時ともに1-4-4-2のシステム。エウシーニョ、チョンテセはベンチスタート。2トップの一角に2年目の若手滝を起用と機動力重視のメンバー構成だ。 ヴィッセル神戸の保持時は1-4-2-1-3、または左…

明治安田生命J1リーグ第2節 清水エスパルスvsガンバ大阪

1. 基本システムとスターティングメンバー 清水はシステムを前節の3-4-2-1から3-5-2に変更。3バックの並びも入れ替え右から立田、ソッコ、ヴァンデルソンの配置としてきた。 スタメンではキャプテンの竹内が体調不良で欠場。代わってアンカーに入った六平は…

2019年明治安田生命J1リーグ第1節 サンフレッチェ広島vs清水エスパルス

1. 基本システムとスターティングメンバー 清水のシステムは1-3-4-2-1。左シャドウ中村と右HVヴァンデルソンは新加入。他は昨期から継続して起用されているメンバー構成。チームの大黒柱ドウグラスが不整脈の発覚、右のワイドとして期待されたエウシ-ニョが…

全国高校サッカー選手権 浜松開誠館vs長崎総科大附属 観戦メモ

静岡代表浜松開誠館の試合です。興味を惹かれので見直してみます。見えたとこだけメモ。 まず両チームのシステム(チームオーガニゼーション)のかみ合わせ。 浜松開誠館は4123、長崎総科大附属は4411。 開誠館はCBが1枚とサイドバックがフリー。ということ…

金子の守備とカウンター

エスパルスのカウンターのイメージ。サイドからゴールの幅にグーっと入っていくような。ゴール前に3人にシューター入れて、3人の関係性でシュートみたいな。 カウンターでこの形を作るためにはどう守備をするか。 この辺りで奪えばいいと。ここで奪えば、プ…

明治安田生命J1リーグ第29節 清水エスパルスvsジュビロ磐田 静岡ダービー メモ

開始しばらくはボールを持つと両チームともに早めに最前線に入れていた。ジュビロは川又に。エスパルスはドウグラスに。 ジュビロは前の3枚でエスパルスのDFラインにプレスに来る。ボランチも1枚は前方に。高い位置からプレスをかけたいようだった。 しか…

凄い!で良くない?

イニエスタがJリーグくるなんて凄い。リージョがJリーグの監督やるって凄い。 それで良くないですかね? 普通、まずびっくりするしワクワクするものじゃないですかね。 バルサ追っかけてないのにイニエスタwwとか、 リージョの戦術とか成績とか知ってるのか…

ゾーンディフェンスは守備の魔法じゃない(と思うよ)

試合がなくて暇なんで適当に思ったことを。特に強い主張はありません。 これはシーズン始まったころから思ってたこと。ある論に対する違和感。 「ヨンソン監督になってゾーンディフェンスに取り組んでいる。これが完成すれば守備が良くなるはずだ」 ってやつ…

明治安田生命J1リーグ第25節ベガルタ仙台戦 コーナーキックレビュー

ベガルタ仙台1点目のコーナーキック ベガルタ仙台の配置は以下の通り。 キッカーは野津田。左足からのインスイングのキック。ボックス内に6人。180cm台の大岩、平岡はファーサイドにセット。 奥楚がショートコーナーとこぼれ球、後ろに富田と関口のカウンタ…

ゾーンディフェンスの歴史の話...の続き

ゾーンディフェンスの歴史のお話~読書メモです。 - マッチレポート用ブログ(hirota) 読書メモの続きです。 ようやく4バックのゾーンディフェンスまでやってきました。この本のゾーンプレスの章では、ここからミランでのサッキの戦術に続くのですが、その前…

ワールドカップが終わってだらだらと、その2。日本人に合ったサッカー。

大雑把にというか単純に考えます。 CBがボールを持った時、相手がプレスに来ます。さあ、どうしよう。 ~考え方。その1。~ ボールを持っているCBに、味方が近づいてパスコースを作ってあげる。近くの味方にパスが出たら、そこに合わせてまた動いてパス…

ワールドカップが終わってだらだらと

夢のような約一ヶ月間がついに終わってしまいました。これまでにないくらい試合を見まくりましたよ(それでもまだ見てない試合がHDの中に残ってたりして)。 さて、では感想。開幕前には、クラブチームのように整備された戦術を駆使してくるチームが多いの…

2018年W杯 日本代表 vs コロンビア代表 レビューを読み漁っての感想

ワールドカップ、何だかんだありましたが思いっきり楽しんでおります。代表の試合で有り難いのは、エスパルスの試合と違って詳しい人が何人も分析記事を書いてくれることでして。試合後も満喫しています。 日本対コロンビアの試合も幾つか解説されています。…

ゾーンディフェンスの歴史のお話~読書メモです。

戦術の教科書 サッカー進化を読み解く思想史 著:ジョナサン・ウィルソン、田辺雅之 面白い本を読んでもすぐ内容を忘れてしまうので、メモしてみます。この本は副題に(サッカーの進化を読み解く思想史)とあるように戦術の思想史(というと難しそうですが、…

明治安田生命J1リーグ第14節 清水エスパルスvs湘南ベルマーレ~エリアを支配する

"前半にPKから2点を連取するという幸運な形でリードを得た清水。決して盤石といえる守備ではないものの、相手の最終局面における精度の低さに助けられて無失点で試合を折り返す。ホームチームは後半の立ち上がりにも一瞬の隙を突いて2点を積み重ね、大勢…

ユベントスの4-2-3-1システムとアレッグリのコーチング哲学

On Juventus’ 4-2-3-1 system and Max Allegri’s coaching philosophy 上のリンクの記事の翻訳です。翻訳と言っても僕は英語力がほぼ皆無なのでgoogle先生の翻訳にほぼお任せですが...。意味が繋がらない部分は適当な想像で繋げてしまいました。全く違う箇所…

エスパルスvsレイソル エスパルスのコーナーキックからの得点

エスパルス1点目のコーナーキックについて。 レイソルはゾーンの守備。 並びは以下の通り。 大谷をニアに置いて北川を監視。ジョンス、江坂、ポギョン、クリスティアーノの4人が柏では競り合いに強いメンバーだと思われる。その4人がニアにボックス型を作っ…

明治安田生命J1リーグ第11節 清水エスパルスvs柏レイソル レビュー

・柏の攻撃と清水の守備から見てみましょう。 柏がボールを握り攻撃の局面を作り出す、清水がセットして守るという時間が多い前半でした。 柏はCBとボランチの4枚で清水のファーストディフェンスを剥がし、2トップ裏または左右の2トップ脇をビルドアップの出…

レビューやるぞ!

柏戦のレビューやりますぞ。 それにしてもエスパルスファンで分析レビューする人ほとんどいなくなってしまって寂しいですなあ...。

ハリルホジッチ解任

日本代表のハリルホジッチ監督が解任されました。 かなりの衝撃を受けました。非常に残念で悲しいです。 この解任は完全にどうかしているのでツイッターでもっと悪態をつきたかったのですが、詳しい人がさんざん言っているので止めときます。黒幕のつるし上…

ポジショナルプレーについて書かれた記事 まとめてみました。

ポジショナルプレーとは何ぞや? ということで、ポジショナルプレーについて書かれている記事をまとめてみました。 【1】とめ@はんなりサッカー(@tome beta)さんのブログTake it easyより 「Crash Course to Positional Play」ポジショナルプレー 短期集…

2018年明治安田生命J1リーグ第4節清水エスパルスvsベガルタ仙台~エスパルスの守備を中心にレビュー

札幌戦に引き続き3バックのチームとの対戦。この2試合を見る限り、3バックのチーム相手でも442を崩さずしっかりセットして守るというのがヨンソンエスパルスの基本的な守備方法のようです。 お互いのシステムをそのまま噛み合わせると、 この配置。中央、ハ…

2018年新生エスパルスの攻撃についてのメモ

こっちのブログが本体です。今シーズンもどうぞよろしくお願いします。 2試合見てボールの運び方が去年と変わったなと感じたのでちょっとメモしてみます。 ボールを保持する時はこんな配置になっているような気がします。 まだ442のチームとしか対戦してない…

ホッフェンハイム VS シャルケ04

テデスコのシャルケ04とナーゲルスマンのホッフェンハイムの対戦。 シャルケのファーストディフェンスはトップの2枚。ホッフェンハイムの後ろの保持に対してリトリートせずに制限に行く。ホッフェンハイムの後ろは1人余るが、2列目のマークが噛み合っている…

ライプツィヒvsアウクスブルグより

前回、ライプツィヒの分析動画を見ました。 ということで、さっそくブンデスリーガ 第22節 ライプツィヒvsアウクスブルグ。 前半15分。アウクスブルグがボランチの10番をDFラインに下げて3枚でビルドアップスタートするとこから。 ライプツィヒのファースト…

ライプツィッヒ分析動画 パート1

Leipzig Analysis [Part 1] English Version ライプツィッヒの分析動画です。Part1ではオフェンス戦術として 1.カウンターアタック 2.サードボール について解説されています。 まずシステムについて見ていきましょう。 ライプツィヒは4-4-2システムを採用し…

ナポリ vs メモ

ナポリ vs アタランタ ナポリの保持に対するアタランタの守備。相手の保持に対しては早めのプレス。FWの1枚がCBにもう1枚のFWはサイドへのコースを切る。後ろはマンツーマンで対応。前半はナポリの攻撃をほぼ封鎖していた。 マンツーマンにすることで…

マンチェスターシティ vs メモ

プレミアはマンチェスターシティを中心に。 ①マンチェスターシティvsリバプール。 (スターリングは7番ですね。間違い。) リバプールのファーストディフェンス。 CBが開いてビルドアップするマンC。リバプールは両ウィングがハーフゾーンを埋めるような立ち位…